2010/12

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書肆サイコロのサイトヲさんと一緒にドローイングの作品集を作っておりました。
沢山の方のお力を借りて、ようやく、完成の日を迎えられました。
サイトヲさんにはもうなんと言ったら良いのか解らないほど感謝しております。
編集/出版に際して携わって下さった皆様、
そして今日まで僕が出会えたすべての方達に感謝致します。




出版記念展示
会期:2010.12.12(sun)〜24(fri)月曜定休
時間:13:00〜20:00
場所:杉並区高円寺北4-31-16 
   http://www.frimun.info/saicoro/
   ※イルミネーションされた銭湯の煙突のすぐそばです。
書肆サイコロ
主宰/サイトヲヒデユキ

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永岡大輔作品集 Vol.01
「Drawing」
2010.12.11(sat)発売

アートディレクション:サイトヲヒデユキ
文章:岡村嘉子
インタビュアー:藤田千彩
翻訳:富井玲子

B5変型判 245mm(W)× 182mm(H)
図版点数20点|32頁|糸縢り製本
3,150円(税込)
Edition 1,000部

2005年から2009年までに発表された
ドローイング20点を収めた永岡大輔初作品選集。

緻密な線の集積により生まれるひとかたまりの生命体。
膨大な質量のテクスチャーを描き
白い紙に向き合い対話していく作業のうえで
森に迷い込んだ少年は何を思い、生きて行くのか?

未来と過去の時間的交錯から紡ぎ出されていく
モノクロの美しく繊細で詩的な世界。



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舗装された路の亀裂から草が芽吹いていた。
良くある光景だが、目を離せずに眺めていると、
私の産まれ育った山を思い出した。
そこには、圧倒的な自然が存在している。
ただ、このコンクリートの隙間の草にも、
故郷の山々にも、確かに同じ何かが発動している。
そして、白い紙を前に鉛筆を握る私の中にも、
何かそう言ったものが発動し、
芽吹こうとしているように思えてならない。

2010.12
永岡大輔
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